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普通ってどんなの?
第4章 器用貧乏

小学3年生の時奈緒とクラスが別れて以来、6年生に成っても中学生に成っても一緒のクラスになる事は無かった。

先輩に呼び出される日以外は、学校が終わって家に鞄を置いたら毎日奈緒と過ごす。奈緒が塾の日は外で待ってる事も有ったし、たまにサボらせて一緒に過ごした。

夜10時過ぎにママから奈緒の家に電話がかかって来て、奈緒のお母さんから急かされるまで、奈緒の家に入り浸った。

一緒に居ても何も話さずマンガを読んでいるだけの時もあった。それでも一緒に居たい。

奈緒の成績が落ちたのと進学を見据えて、ある頃から奈緒は家庭教師を着けた。家庭教の時は一緒に居られなくて心底つまらない時間を過ごした。塾と違って「いってきまぁーす」って嘘をついて出掛ければ良い…と言う訳にはいかない。

そんな日と先輩に呼び出される日が重なる時は、少し嬉しかった。先輩が私をむちゃくちゃに扱っている時間は何も考えずに居られたから。


 
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