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先生、早く縛って・encore・
第1章 サプライズ大作戦(書き下ろし)
搭乗が始まると、ゲートから飛行機の中まで人でいっぱいの大行列でもうびっくり。
飛行機初体験だけど……こんなに大勢の人が乗っているなんて、本当に空を飛べるのかなあ。
それに、ちゃんとみんなの分の席はあるのかな……とかいろいろ心配になっちゃう。
「あっ……私の席、どこだろう!」
だ、大丈夫だよね……自由席じゃないはずだし、確かチケットに何か番号が書いてあったはず……。
あれ? さっきまで持っていたチケットはどこにあるんだろう。ついさっき見せたばかりなのに……無い……無い!
腹巻の中はパスポートとお財布でパンパンになっちゃったから入らないし……あっそうだ、ショルダーバッグに戻したんだっけ?
肩から掛けたままのバッグを慌ててひっくり返すと、ドサッと音を立てて離陸前の飛行機の床に散らばる……小銭入れに、リップやくし、歯ブラシと……ああ、あと先生の大事な「愛奴隷」も。
「ひゃー!」
ただでさえ混み合っているのに私の列だけ進まなくなってしまったのを見て、後ろの方から大きなため息が聞こえる。
ご……ごめんなさい!!
どうしよう……焦っちゃって全然拾えない!
飛行機初体験だけど……こんなに大勢の人が乗っているなんて、本当に空を飛べるのかなあ。
それに、ちゃんとみんなの分の席はあるのかな……とかいろいろ心配になっちゃう。
「あっ……私の席、どこだろう!」
だ、大丈夫だよね……自由席じゃないはずだし、確かチケットに何か番号が書いてあったはず……。
あれ? さっきまで持っていたチケットはどこにあるんだろう。ついさっき見せたばかりなのに……無い……無い!
腹巻の中はパスポートとお財布でパンパンになっちゃったから入らないし……あっそうだ、ショルダーバッグに戻したんだっけ?
肩から掛けたままのバッグを慌ててひっくり返すと、ドサッと音を立てて離陸前の飛行機の床に散らばる……小銭入れに、リップやくし、歯ブラシと……ああ、あと先生の大事な「愛奴隷」も。
「ひゃー!」
ただでさえ混み合っているのに私の列だけ進まなくなってしまったのを見て、後ろの方から大きなため息が聞こえる。
ご……ごめんなさい!!
どうしよう……焦っちゃって全然拾えない!