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先生、早く縛って・encore・
第2章 従順なカラダ(第二形態)
先生は少しづつ向きを変えながら
優しく、優しく…

まるで私の唇を味わうように
くちづけを続けた。


あぁ…
何て幸せなの…


唇が離れ
そっと目を開けると…


涙がこぼれる。


すると空には
ちょうど大きな花火が上がって…

滲んだ花火はきっと
この花火を見上げている人の中の
誰よりも大きく
私の目に映っていた。
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