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先生、早く縛って・encore・
第2章 従順なカラダ(第二形態)
そう言う先生の声に…
余裕なんて無いはずなのに
私は思わず笑いそうになっていた。
あくまでも先生は
私に言わせたいんだね。
でも、それでいいの…
それが先生と私の
〝カタチ〟だから。
私はひとつ深呼吸をすると
もう二度と戻ってこないこの瞬間を…
今のこの感情を、胸に刻んだ。
一層大きな音を立てながら
この暗い森でさえ彩るように
夜空に広がる花火。
花火の方も
クライマックスを迎えているようだった。