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キミを愛シテ溺れてる
第4章 *キミを愛シテ溺れてる 2
今月はクリスマスと言う名のイベントがある。
クリスマスと言えばプレゼント。
何が本当に欲しいのかも、彼女にしか答えがないから迷ってしまう。
だから、デートをしながらその答えを探そうと思った。
丁度、今日はアウトレットに出掛けている。色んな物が見れるから参考になりそうだ。
本来の目的は、先生の結婚式に着ていくドレスを探すのに付き合うことだけど……。
「もう大丈夫です。次のお店を見に行きましょう!」
店でドレスを一通り見終わったのか、風子は俺の腕を引いて見上げてくる。
「買わなくていいの?」
「はい。今日はどんなドレスがあるのか見に来ただけです」
「そうなんだ」
「あ、雑貨屋だ!他のお店も見て回って行っていいですか?」