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キミを愛シテ溺れてる
第4章 *キミを愛シテ溺れてる 2
「好きになった方が楽になれるよ?」
「んっ…、あぁっ……!あっ、あんっ……」
素直にならない風子の上着の中に手を入れて指で突起を撫で回すと、可愛い声を上げ始めた。
今まで“抱いて欲しい”と何度も言ってきたから、セックスをすれば惚れてくれる可能性もゼロではないんだろう。
でも風子からすれば、また好きでもない男に抱かれることになる。
これでは俺も彼女を汚した男と一緒だ。
だから、好きになってくれるまでは最後の一線を越えるつもりはない。
絶対に。
でも今すぐに好きな女を抱ける状況を前にして我慢し続けるのは半殺しされてるような気分だった。
「ソラせんぱい……、意地悪しないで……」