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キミを愛シテ溺れてる
第5章 *キミを愛シテ溺れてる 3
嫌がっていると言うより、俺の前で見られたくないと言った感じだった。
「いいだろ、塑羅緒以外は周りに誰もいないんだし。大体、風子があのままセフレになってくれなかったからすげえたまってんだけど」
セフレ……?
「今、なんて……」
衝撃的すぎる言葉に風子の胸を触っているのも止めることさえできなくて、ただ立ち尽くしているので精一杯だった。
「玲亜と別れるまでセフレとして付き合ってやろうとしたけど風子が拒否したんだよ。
オレと別れて寂しがっていたみたいだから、丁度いいと思ったのにな」
丁度いい……?
風子の諦めきれない気持ちを利用して、体だけの関係でいようなんて虫が良すぎる。