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キミを愛シテ溺れてる
第1章 *キミを愛シテ溺れてる 1
いつもとは一体どの時を指しているのやら。
高校生の時は何も知らないような顔をしていたけど、色っぽい声を出すようになって――――
ここまで淫らな女に育っていたなんて信じたくない事実だ。
滑らかな肌、豊満な胸、体の柔らかさを残しながらあるくびれ。
このまま見続けていたら本当に理性が保てなくなりそうだ。
もうひとりの俺は既に限界になっていると言うのに……。
とりあえず脱ぎ捨てられた服を回収して畳み、風子の近くに置た。
性欲を唆る体を視界に入れないようにするため、ベッドに横になって目を閉じた風子に布団を掛ける。
俺の手が肩に当たると風子がビクッと震えた。
「んッ……。そ……」
「…………!」