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キミを愛シテ溺れてる
第6章 *キミを愛シテ溺れてる 4
「お願いだから、少し待ってください……」
「そのお願いを聞くのは無理だから」
「っ……、んっ…、やめてくださいっ…、あぁっ」
気付けば風子が涙目になるまで苛めていた。
颯太に奪われた鬱憤を晴らしたくて、ラブホテルに連れて行き、ベッドの上でパーティドレスを脱がせて体中にキスをする。
柔らかい肌を時々強く吸って赤い跡も付けた。
彼女は俺のものだと印を付けるように……。
「ソラ先輩のことを愛しますから……。私にもさせてください……」
唇を付けるたびにビクビクと震えていた風子はついに目尻から涙を流した。
快楽か罪悪感なのか、何と思って俺に苛められているのか見分けがつかなかった。