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キミを愛シテ溺れてる
第6章 *キミを愛シテ溺れてる 4
「……俺はそう言うことはしたくないな。今まで乙羽さんは可哀想な思いをしてきただろうから」
颯太は女友達が多から外を歩くと遭遇する確率が高いと言って、嫉妬して悩んでいることが多かった。
それに別れる前だって浮気相手と顔を合わせて不安になっていた。
「うわー、優しいねー。そうやって甘やかしてるから風子ちゃんが付け上がるんだよ。たまには厳しくいってもいいんじゃない?」
確かに、刺激さえ与えれば追いかけてきてくれるかもしれない……。
「女の影か……。ねえ、大地。……女になれない?」
「へ?僕が女に……?女が苦手だからって新たなジャンルを開拓するとか言わないよね」
「ある意味、開拓になるかな」