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キミを愛シテ溺れてる
第6章 *キミを愛シテ溺れてる 4
「…………」
颯太とどんな付き合いをしていたか何となく予想はできていたけど、本人の口から聞くと胸が苦しくなる。
それでも最初からやり直してもう一度好きになってくれた喜びの方が大きくて、その苦しさが和らいだ気がした。
「本当に好きだと、伝えるのにすごく勇気がいるものなんですね」
「そうだね……。でも、こうするのも勇気いるよ?」
風子の上着の中に手を入れて腹部からツーッと指を滑らせるとまだヒヤリとしていた。
「あっ…、はぁっ……」
肌を優しく摩ってからブラジャー越しに胸を愛撫するとか小さく甘い吐息を出し始める。
「乙羽さんの体がまだ冷たいから温めてあげるよ……」