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キミを愛シテ溺れてる
第7章 大好きなあなたとハルジオンを探して……
質問されているのに答えるよりも先に綺麗な肌に触れたくなってそっと抱き着いた。
肌を合わせた感触が気持ち良い。
腰に手を回されて優しく撫でられるとまた身体が疼いてきて雌のスイッチが入る。
「お風呂に行きます。そこで体を洗わせてください。……ご主人様」
初めてそう呼んでみるとソラ先輩は少し驚いた顔をしてから不敵に笑った。
「ふっ、本当に可愛いね。……俺のものになった乙羽さんは」
S心を刺激するように仕向けてみたら好評のようだった。
それに、私はソラ先輩のもの……
面と向かって言われてみると嬉しい。
颯太や他の男といても孤独さは消えなくてずっと寂しい思いをしていたから、居場所を与えてもらえてとても幸せ。
見えないように俯いてニヤて、私はソラ先輩の腕を引いて風呂場へと向かった。