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キミを愛シテ溺れてる
第7章 大好きなあなたとハルジオンを探して……
付き合ってから一年以上経つのに、付き合い始めた頃と変わらず私を愛してくれている。
何があっても冷めることなく傍にいてくれる。
“変わらぬ愛”とはまさにこの事だ。
「あの花束をくれた人がソラ先輩だったらいいのに……」
「花束のことが相当気になるんだね……。でも俺だったら、乙羽さんにあげる花は違うかな」
「なんですか?」
「秘密」
「また教えてくれないんですから。ソラ先輩みたいに私を愛してくれてる人が本当にいても知りませんからね」
「……いるよ。俺以外に乙羽さんのことを愛してる人が」
「えっ……?誰なのか知ってるんですか!?」