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キミを愛シテ溺れてる
第7章 大好きなあなたとハルジオンを探して……

「確証がないからなんとも言えないかな。……俺よりいい男だったらどうする?」

「そんな人は現れませんよ。大体、私はモテないですから」

目の前にいる爽やかイケメンに好きになってもらえたことでさえ奇跡だ。


「いや、モテるよ。他の男が乙羽さんに視線向けてるのが隣を歩いているとよく分かるし」

「いやいや、そんなことないですって。一目惚れされるほど私は可愛くないですから」


「自信を持っていいんだよ。顔も可愛いけどさ、きっと……他の男はこのいやらしい体を見てるんだ」

シャワーを浴びた後の温かさがまだ残っている私の体をソラ先輩はゆっくり撫で回してから被さってくる。


「ボディーラインをすれ違いざまに見てるなんて変態ですね……。付き合う前、ソラ先輩も私の体をムラムラしながら見てたんですか?」


「そうだね。……でも俺は乙羽さんの全部を見てた」

透き通った瞳で少し見つめられた後にキスを落とされて、心拍数と熱を上げられていく。

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