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第7章 大好きなあなたとハルジオンを探して……

花束を毎年くれるほど私のことを愛してる男が他にいるかもしれないのに。

嫉妬してないと言えば、元カレの颯太も妬いていなかった。

しかも、その裏では他の女と遊んで浮気をしていた。


ソラ先輩もまさか……

…………


遂に私に愛想つかして冷めてるか、大学かバイト先で気になる女ができたとか……

いや、きっと気のせいだ。大体、ソラ先輩が浮気をするはずない。

本心は分からないから言い切れないけど。

考えられるとしたら冷めてる方。

付き合ってから1年は経ってるし、頻繁に会ってるからマンネリしていてもおかしくない。

『愛してる』とは言ってくれたけど、たまに伝えてくるから珍しくはない。


ひとりで考えているとじわじわと不安が心に蝕んでくるから念のために聞いてみることにした。

「ソラ先輩、今日のエッチはもう終わりですか……？」