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キミを愛シテ溺れてる
第7章 大好きなあなたとハルジオンを探して……
「あ、足りなかった?二回目もしようか?」
「えっと……」
「乙羽さんの足が震えてたから痛いのかなって思ってたんだけど。もう少し休んだらできるから待っててね」
「はあ……。確かに足を開くのがつらいので今日はこれでやめておきます」
「分かった。それじゃあ、ゆっくり過ごそう」
おでこにちゅっと優しくキスをしてきて私を抱きしめる。
これもいつもの愛情表現であって他に変わった様子はない。
そもそも普段から私の愛が伝わってないから、愛し方について質問をしてきたりしたのかな……。
………………
考え出したら止まらなくなってしまった。
でもストレートに「冷めている?」とか「浮気してない?」とか疑うようなことを言ってしまっては傷付けてしまう。
恋人なんだから、どちらも違うと信じないと……。
信じないといけないのに……――――