この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
キミを愛シテ溺れてる
第12章 王子様の嫉妬が甘くて激しい愛に変わる時
これは私が大学四年生の時のお話。
今日はうちの大学で文化祭が開催されていた。
この文化祭は一般の人も入場することができる。
生徒が家族や友達を呼ぶ中、私も大切な人を招待することにした。
そう。それはソラ先輩だ。
でも一人で他の大学に来るのは寂しいと思って共通の友達である海田先輩と大地くんも誘ってみた。
うちの学科の出し物の準備を終えて文化祭の雰囲気を感じながら歩いていると、早速ソラ先輩の姿を見つけた。
海田先輩も一緒にいて、二人でベンチに座って話している。
こっそり後ろから近づいてびっくりさせてやろう……。
「なぁ、風子ちゃんの大学には可愛い子がいっぱいいるな。そう思わねー?」