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キミを愛シテ溺れてる
第1章 *キミを愛シテ溺れてる 1
「まじ?会ったのなら、なんで話し合いに混ざらないか聞いてくれよー」
「一緒にいる男が怖くて近付けないんだもん。何人かの男と一緒にいて、体を触るのまで許しちゃって不純だよあれ。
服も露出高いの着て、お花畑から色気ムンムン女に変わっちゃったし。彼氏と別れたの?」
「さあ……。どうなんだろうね……」
颯太と別れて寂しそうにしていると思ったら今度は男遊びか……。
そんなことをする女だと思っていなかったから信じられない。
「ソラくん、取り戻してきてよ!風子ちゃんはガラの悪い奴らと一緒にいるような子じゃないし。あのままじゃ、不良化しちゃうよ?」
「え?なんで俺なの?」
「だって、この中で風子ちゃんと一番仲がいいし、肝が据わってて喧嘩だって強そうじゃん」
「確かにそうだな。大地や彼女のいるおれが行くのもおかしいからなー。
なにか困っている事情があるなら放っておけないだろ。大切なメンバーの一人なんだし」