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キミを愛シテ溺れてる
第2章 処女ヲ捧げた時
「きっ、昨日の話!?あれはダメ!……ソラ先輩ごめんなさい。また明日」
「……乙羽さん」
知られたくなかった。
私がエッチなことに興味がある淫らな女だってことを……――――
無難なことを話すソラ先輩とエッチなことを話す颯太。
他の人とはできない話や甘い言葉が嬉しくて、エッチなことにも興味があった私は自然と颯太の方へ気が向いていた。
見渡す限り誰もいない公園に行って颯太とベンチに座る。
肩と足が触れて、まるで恋人同士のように距離が近い。
恋愛ドラマや少女漫画で見ていたシチュエーションと一緒だ。
男の人と体をくっつけるのが初めてで、これだけでも心臓が破裂しそうなくらいドキドキする。
「昨日LOINEで言ってたよな。こう言うエッチなことに興味があるって」