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もう私、生徒じゃない
第12章 密室で二人きりの

ガンッ…
鈍い打撃音が聞こえる。
バールが捉えたのはナイフではなく
リーダー格の後頭部だった。
想定より早く男が近づいてきた。
ナイフを捉えたはずだった。
でも
ドサッ
目の前に倒れたリーダー格の頭の周りからは
血だまりが広がっている。
ふと、排水パイプにしがみついた男と目が合った。
男は震え上がると必死に立ち上がり
何度も転びながら逃げて行った。
結局俺の正当防衛が認められて
罪に問われる事はなかった。
だが、リーダー格の男は植物状態になっていた。
鈍い打撃音が聞こえる。
バールが捉えたのはナイフではなく
リーダー格の後頭部だった。
想定より早く男が近づいてきた。
ナイフを捉えたはずだった。
でも
ドサッ
目の前に倒れたリーダー格の頭の周りからは
血だまりが広がっている。
ふと、排水パイプにしがみついた男と目が合った。
男は震え上がると必死に立ち上がり
何度も転びながら逃げて行った。
結局俺の正当防衛が認められて
罪に問われる事はなかった。
だが、リーダー格の男は植物状態になっていた。

