この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
もう私、生徒じゃない
第7章 知らなかった遊戯

今日を越えれば木曜日。
明日は高橋先生に会えると楽しみにしていた。
でも今は…男の人が…怖い。
眩しくて目を覚ます。
結局昨日は泣きじゃくって
寝てしまったようだった。
学校…行きたくない。
でも両親にこんな事がバレるわけにも行かない。
何食わぬ顔でリビングまで降りると
母が心配そうに声をかけてきた。
「なんにもないよ」と答えると胸がチクリと痛んだ。
いつもの時間にいつもの電車に乗る。
するとスマホが震えた。
次の駅で人がドッと降りるから確認は
次の駅が過ぎてからにしようと決める。
案の定人がたくさん降りて空間ができる。
優先席付近ではない事を確認して
私はスマホを取り出した。
LIMEだった。
友だちではないユーザーからの〜
と画面に表示されている。
メッセージアプリを開くと
「昨日はすごく良かったよ。
また遊んであげるから
来週も同じ時間においでね」
明日は高橋先生に会えると楽しみにしていた。
でも今は…男の人が…怖い。
眩しくて目を覚ます。
結局昨日は泣きじゃくって
寝てしまったようだった。
学校…行きたくない。
でも両親にこんな事がバレるわけにも行かない。
何食わぬ顔でリビングまで降りると
母が心配そうに声をかけてきた。
「なんにもないよ」と答えると胸がチクリと痛んだ。
いつもの時間にいつもの電車に乗る。
するとスマホが震えた。
次の駅で人がドッと降りるから確認は
次の駅が過ぎてからにしようと決める。
案の定人がたくさん降りて空間ができる。
優先席付近ではない事を確認して
私はスマホを取り出した。
LIMEだった。
友だちではないユーザーからの〜
と画面に表示されている。
メッセージアプリを開くと
「昨日はすごく良かったよ。
また遊んであげるから
来週も同じ時間においでね」

