• テキストサイズ
雪の日に祝福を・・・。
第10章  忍び寄る別れの魔の手
  


 高熱と激しい吐き気に意識が朦朧《モウロウ》とするほどの酷い頭の鈍痛。


「う゛っ・・・
(な、に・・・前よりも、酷い・・・・・・)」


 雨の音が響く部屋の中で具合の悪さに意識を手放した。


 》 》


 大切する本当の意味で大切にされると言う意味も私は、なにも判っていなかった。想いにも色々な形があることを。

 結局は、〝誰かに〟守られ助けられているということを。
 私は、いますごく実感している。

 私の世界は、不平等で回っていてもほんの少しの優しさはあったこと。それは、〝愛する人〟が居ると言う倖せ。

 〝愛〟がちゃんと私の中にあったからいま生きて行ける。


 《 《


「月依さん、どう・・・かな?」


 絵画コンクールの発表会に着て行くタキシードとドレスを選びに来ていた。彼女に初めて着るタキシードを見せる。


「ふふ、似合ってるわ。」


  
/234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ