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雪の日に祝福を・・・。
第6章  年下の男の子
  


 アタフタしている2人組にとことん罵声を浴びせる。


「月、依・・・さん・・・・・・?」


「ん?」


 痛みに耐えて店員が通報してくれるのを待っていると訊き覚えがある声に言葉を掛けられて顔を上げた。


「殴られたの?」


「あれぇ~燵夜くん。今日は、お店休みでしょ?」


「近くの居酒屋に友だちから呼び出しがあって・・・って俺のことは、いいです。あぁ、血が出てる。」


 口の端から血が流れているのが心配だ。


「あぁ・・・私は、いいから。あの2人を見張っててくれない?」


 痛みに耐えながら男2人を指差す。


「あ、うん・・・」


 指差す方には、冴えないオジサンがウロウロしている。


「それで・・・どっち?」


「え・・・?」


「どっちに殴られたの?」


「燵夜くん・・・?」


 気が付くと青年が怒りに包まれているのが判った。


  
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