• テキストサイズ
雪の日に祝福を・・・。
第6章  年下の男の子
  


「あの・・・怪我をされたのは?」


「あぁ、彼女です。」


「判りました。では、乗って下さい。」


「救急車まで・・・」


「いいから、乗って。怪我を診てもらわなきゃ。」


「判ったわ。じゃあ、ありがとうね。」


「いいえ。」


 手を振って救急車に乗り込むのを見届ける。


「あの、同乗してくれませんか?」


「いま、上司が来るので。」


「判りました。」


「燵夜くん、〝上司〟って?」


 ストレッチャーに横になりながら言う。


「マスターにメールした。すぐ来るよ。」


「ねぇ、なんか勘違いしてる?店主と客の関係よ。」


「俺より月依さんを知ってる人を呼んだだけです。」


 そつなく返す。


「来ました。」


「悪い悪い。閉店準備に手こずって。」


「いいえ。病院へ付き添いお願いします。」


「判った。ありがとうな。」


  
/234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ