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籠鳥 ~溺愛~
第12章           

 美冬の体ががくがくと震えだす。

「悪い子にはお仕置きをするしかないね」

 その微笑が壮絶に美しすぎて、美冬は目を見開いた。

(く、狂っている――)  

 鏡哉から少しでも遠くに離れたかった。

 お尻を使ってゆっくりと後ずさる。

 こぽり。

 音を立てて美冬の中心から何かが零れ落ちた。

「………っ!?」

 その音に気付いた鏡哉がにっこりと笑う。

「ああ、私の物が溢れてきたんだね。さっきジャグジーでいっぱい注ぎ込んであげたから――」

 その言葉に、美冬の血の気が引いた。

 前回生理が終わったのはいつだったか、排卵日は生理後何日目だったか、そんなことが小さな頭の中を駆け巡る。

 その美冬の様子に、鏡哉がくつりと嗤いながらスカートを捲った。

 美冬の白い太ももと、下着をつけていない濡れた下半身が露わになる。

「よおく掻き混ぜたら、子供できるかな」

 鏡哉はそう言いながら美冬の力の入らない足を割り開き、白濁を纏ったそこに2本指を差し込んだ。

「や、やあっ……」

 あまりの恐ろしさに美冬の体が瘧(おこり)にかかったようにぶるぶると震える。

 その体を撫でさすりながら、鏡哉は美冬の胎内をゆっくりと擦り始めた。

 鏡哉の卑猥な指の動きに美冬の体にはすぐに火がついていく。

「だ、だめっ! やめてっ……あぁ」

 そう口では抵抗しても、美冬のそこはびくびくと物欲しそうにひくつく。

「ああ、気持ちよさそうだね。どんどん透明な蜜が溢れてくる」

 気が付くと鏡哉が自分の指を差し込んだ周りを、ぴちゃぴと音を立てながら舐めあげていた。 

「や、やぁ……あん」

「わかるかい? ここに私の指が入っているんだ」

 鏡哉はそう言って言葉で美冬をいたぶると、指の抜き差しのスピードを速めた。

 クリトリスをきゅきゅっと唇に挟まれ、吸い上げられる。

「ひゃうんっ! ひ、あ、あ……っ!!」

 美冬の中が鏡哉の指をぎゅうぎゅうと締め付け、知りたくもないのにその指の形を脳裏に焼き付けてくる。

「ほら、イきなさい」

 そう鏡哉に命令され、美冬はとうとう達してしまった。

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