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籠鳥 ~溺愛~
第12章
はあはあと肩で息をして酸素を求める美冬から体を離し、鏡哉は何を思ったのか遮光カーテンを開く。
大きな窓と外界を遮るものをレースのカーテンだけにすると、鏡哉は美冬の元に戻ってきた。
「……な、に?」
美冬がもうろうとした意識の中で、鏡哉に尋ねる。
「私と美冬の繋がっているところを、見せつけてやろうと思ってね」
「……なっ!?」
絶句する美冬の体を軽々と持ち上げた鏡哉は、いつの間にか寛げたズボンからそそり立つそれに美冬の腰を落とした。
ぬぷぷぷ。
厭らしい音を立てて、鏡哉の雄が美冬のナカに収められていく。
「うっ……ふぅ」
しかし指二本で解しただけのそこは、鏡哉の怒張したものを迎え入れるには少しきつ過ぎた。
鏡哉は美冬の腰を掴んで先っぽだけを入れてくちゅくちゅと何度も往復させると、またゆっくりと美冬の腰を落とさせていった。
きちきちと音がするかと思った。
いつもより大きく感じる鏡哉のそれに、強引に体を割り開かれる。
しかしそれで終わりではなかった。
鏡哉が美冬の腰から手を放すと、重力に従って美冬の体はさらに深く鏡哉の雄を埋め込まれていく。
「はっ! あっ!」
美冬の喉から苦しげな喘ぎが漏れる。
鏡哉はその様子をとても楽しそうに見つめていたのだが、美冬は彼を受け止めるだけで必死でそれには気づかなかった。
「あ、あ、ふ……」
「うん?」
「ふ、ふか――」
目がちかちかと明滅する。
あまりの深さに気持ちよさよりも苦しさが先に立つ。
その様子が鏡哉に分からないはずがないのに、鏡哉は虐めるように美冬の腰をさらにぐっと引き寄せる。
「ひゃあっ!? あ、ああ、こ、こわれちゃ……」
「壊れちゃう? しょうがないな」
鏡哉はそう言って笑うと、美冬のワンピースの背中のファスナーを下す。
そして上半身の半分だけを脱がすと、露わになった小さく白い乳房に文字通りむしゃぶりついた。
片方の手で反対の乳首も苛め始める。
すると美冬の背筋がぷるぷると震え、信じられないほどの快感が貫いた。
「あれ、小さくイっちゃったかな?」
まだ膣は苦しかったが、気持ちのいい胸への愛撫に意識を縋り付かせると、徐々に中が良くなってきた。