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陽向の恋
第3章 三
「あっ……ぁ……」
スーツのスカートは腰まで捲り上げられ、両手をドアへついた姿。こんなところを会社の人に見られでもしたまずい……。それなのに陽向は止めるどころか、抽送をますます激しくする。
「苗ちゃんの中、凄く、気持ち良いよ」
「……っ、んっ……」
「凄い締め付け……」
私の腰を掴んだままパンパンと体を叩き合わせ、そのまま陽向は私のブラウスのボタンへ手を伸ばした。続けてボタンを一番上から外していき、黒のブラが現れる。するとボタンを外すのを止め、ブラを下へずり下げた。
「苗ちゃん、やらしい格好……」
ぷるんと溢れ出た胸を見て、耳元で呟く陽向。その言葉に私は恥ずかしくなり、顔が熱くなる。
「耳まで真っ赤だよ。照れてるの?」
また耳元でクスッと笑われて、頭の中が真っ白になりそうだった。ただの巨乳星人バカだと思っていたのに。陽向が、こんなに意地悪なこと言うとは思わなかった……。
「あっ……!」
両手を掴まれて、陽向の方へ引っ張られる。その間も抽送は激しいまま。それと同時に、二つの胸の膨らみがゆさゆさと揺れる。
「可愛い、苗ちゃん……他の男のいやらしい視線にも気付かないで」
「……んぅ……」
「ねぇ、苗ちゃんは俺のだよ。昔からずっと。他の男にこんな姿見せないでよ?」
見せるわけないでしょ……。そう言いたかったが激しくなる一方の抽送に悶えて、喘ぐことしか出来なかった。
「苗ちゃん、好き」
そのまま陽向から右耳を噛まれて、私は思ったよりも陽向から十分愛されていることを痛感していた――……