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陽向の恋
第3章 三
でも、それにしては……陽向じゃないみたい……。
「あっ……やめ……」
蕾から感じる快感を我慢するように目をとじて、声を出さないように下唇を強く噛んだ。それでもチュッ……チュクッ……と卑猥な音が下半身から聞こえて、羞恥心が込み上げる。
「陽向……あぁっ……」
手加減なしに蕾を強く吸われ、びくんびくんと両足が震えた。……陽向の言うとおり、すぐにいってしまいそう。このままだと。
「あっ……んっ……」
そのまま蕾をチロチロと舌先で舐められ、また強く吸い上げられて、私は意識が朦朧としてきた。そして襲ってくる快感もどんどん強くなり――……
「……あぁんっ……」
あっという間に果てる。息は乱れ、頭はボーッとし、どくんどくんと子宮は痙攣していた。そんな中、うっすら目を開いて、視界にうつった陽向と目が合う。
「もうイッちゃったね?」
私の前に立ちながら陽向はクスッと笑って、私をドアの方へ向かせた。そして、
「今度は、俺の番」
腰を掴んで、ゆっくりと膣孔へ熱棒を差し込む。そうされて私はまだ子宮をひくつかせながら、腰を突き上げるしかなかった。
「あー……ヤバい……気持ちぃ……」
陽向が腰を動かし始めて、漸く声が出る。