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陽向の恋
第5章 五
腹が立ったから今日はもう胸を触らせない。先に陽向をイかせてやる……そう思ってのことだった。
「うぅ……苗ちゃん……おっぱい触りたいよ……」
やっぱり言ってくると思った。鼻の下伸ばす男に、誰が触らせるか!
「おっぱい……」
「……」
「おっぱい、おっぱい……」
ソファに並んで座った二人。だが陽向の股の間へ顔を埋めたまま、陽向のものを口でしごく私の胸へ、ゾンビの様に両手を伸ばしてくる陽向。その手を蝿の様に叩き落として、私は無情に口でしごき続ける。
「おっぱい……うっ……おっぱい……あっ……」
たまに呻く様に吐息を吐く陽向は、次第と生気を吸われているかの様に動く力を失い、ソファの背もたれへ倒れていく。おっぱいゾンビだ。おっぱいゾンビを駆除してやった。
「苗ちゃん、ああ……イっちゃうよ……」
卑猥な音を立てながら夢中でしごき続けて、数分。私は陽向がビクビクしながら口内へ液を出す。その行為に満足して、にやっと微笑んだ。