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陽向の恋
第5章 五
……――そのままソファへ移動して、陽向がニットを脱ぐ。その光景にドキッとしながら、仰向けに寝かされた。それからすぐ制服のジャケットを脱がされ、シャツの上から胸を揉まれ始める。
「あっ……」
シャツにシワを作りながら、大胆にゆさゆさと揉み込む陽向。その表情は……って、自分も鼻の下伸ばしとるやないか!
「ちょっと、陽向!何そのやらしい顔!」
「ごめん、ごめん、ついおっきなおっぱいが嬉しくて……」
「最低!やっぱり今日はやめる!」
ソファのクッションを思い切り陽向の顔面に投げ付けて、ソファから降りる。
「ごめんってば~!」
「知らない!」
「立っちゃったよ……本当に謝るから、苗ちゃん、しよう……」
だが、困ったように陽向が言って、しゅんと落ち込む。その光景に胸がもやっとして、私は無言で陽向の方を振り返った。
「……」
それからまたソファに座り、陽向のジーンズのジッパーを下ろす。……やっぱり甘い。まるで陽向から弱味を握られているみたいに。
「苗ちゃん……!」
「今度あんな顔したら、エッチ1カ月禁止だからね」
「……はい!」
感激したように目を潤ませながら私を見る陽向へ、冷たく話す。と、すぐに私はボクサーパンツからそそり立った陽向のものを抜き出し、口に含んだ。