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冷たい微笑み
第2章 デート
最初は仕事覚える為に教わってたが

だんだん用事のあるフリして呼ばれていて

ランチ代が毎週浮くから都も有難かった。

欲しいこれで新しいワンピースが買えるもんねー。

「勝山さん、あれから彼女と会ってます?」

「おっ、おう。忙しくてな向こうも。」

寂しがりやなんだなー、課長も。

彼女に送るプレゼント選びも一緒にしたなー。


「都はどうなんだよ。

理解してくれる男とやらは」

「もーすぐ出来ますよー!」

「そうか、楽しみにしてるからな。

この海老カツサンド 旨いって食えよ。」

勝山が笑うと都はクスッと笑った。

「何だよ、顔に何かついてんのか?」

「課長、もっと笑った方が社内でも

人気でますよ。」

「うるさい!」

せっかく褒めてるのになー。

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