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冷たい微笑み
第2章 デート
「今日も16時には家に送ってやるから。」

「何も毎回厳守して

そんな早くに

送ってもらわなくて大丈夫ですよ。」

都は1人暮らしだ。

実家も歩いて15分離れた場所にある。

「いつでも お前の親御さんに会っても

いいようにしてるんだよ。」

「課長、私は親に話してませんよ。

聞かれてもないし。どうでもいいっていうか。」

「どうでもいいは 無いだろう!」

そんなに怒るなら私と出掛けなきゃいいのに。
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