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異形疾病
第3章 空港にて
白い体液まみれの鼻水を垂らし、よだれとゲロまみれで震えて泣いている患者に、女性職員は優しく声をかける。

「大丈夫ですよ。力を抜いて委ねてしまえば。先ほど途中からお上手にできていらっしゃいましたよ」

前後の職員が間を置かず事務的な面持ちで挿入する。
ただでさえ感度が高まっているうえ、つい先ほどまでオーガズムにいた患者の性器や肛門は極度に過敏な状態で、ほんの少しの刺激でも容易にまたあの連続オーガズムへ突入してしまう。

「…ぁぁあぁああぁぁぁぁ…ああぁあぁぁぁぁ……」

陰茎を前後に挿入されただけでまだ動かされてもいないのに、自らの無意識のグラインドによる刺激のみで再び達してしまった患者は、呆けたような低い喘ぎ声を上げて全身をガクガクとバウンドさせている。

やがて前後の職員も達し、膣、肛門それぞれに再び白いお浣腸が施された。
「はい、お疲れ様です。今度はがんばって少し我慢しましょうね。せっかくのお浣腸効果が薄れてしまいますので」

そう言われても無理なものは無理だろう。
案の定、陰茎が抜かれた途端にまたしてもドロドロと白い体液が溢れ出た。

「我慢できないんですねぇ…しまりが悪いのかな」
「これじゃ、お浣腸しても無駄ですかね」
「いや、無駄ということもない。刺激は十分だから。ただ中身を出さないと確認がな…」
「そうですよね」
「ごめんなさいね、法律上必要な検査なので、もう一度させていただきますね」

かくして新たな二人の男性職員が全裸になり、三度目のお浣腸検査が容赦なく始まった。
あまりに長い連続オーガズムに患者は途中で失神した。
失神したまま検査は続行され、やがて各穴に職員の精液が注がれると、さすがに度重なる刺激と三度のお浣腸によって患者の肛門からめりめりと脱糞が始まった。

「お、始まった」
「よかった。大丈夫そうですね」

ベッドで失神していた患者を起こし、男性職員が総出で体を支えて彼女を立たせた。
肛門から次々に出てくる精液混じりの糞便を受け止めるため、床にすばやくビニールシートが敷かれた。
患者はよだれと涙と白いお浣腸液混じりの鼻水だらけの顔で、ぶるぶると震えながら脱糞し続ける。

「…ああぁ…はぁぁあぁ……あぁぁ……」
「証明写真を撮らせていただきますね」
「動画も必須だったな」
「自分、ムービー回します」

患者の後方から撮影が始まった。
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