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第2章 初めてのお手伝い
「今日は、ここまでにしよう」
急に祐介くんがそう言った
「うん」
「疲れただろう。ゆっくりしていってくれ」
「ありがとう」
そう言って背筋を伸ばす
座ってるだけでも結構疲れるな⋯
「絵って、出来たの?」
「いや、まだだ。もう少しかかりそうだ」
「そうなんだ、完成したら見せてね」
ああと頷く祐介くんはあまり元気が無さそうだった
やっぱりそれだけ気力を使うからかな?
私に何かできること⋯
「良かったら、マッサージしよっか?」
「マッサージ⋯?」
「私、得意なの」
にこっと微笑む
「光莉も疲れているだろう?」
「大丈夫大丈夫。」
「⋯なら、お願いしてもいいか?」