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第2章 初めてのお手伝い


「あの⋯祐介くんの服⋯脚長すぎて履けないや⋯」

そう言いながらズボンだけ返す

「⋯ワンピースみたいだな」

ちょうど膝上までだった

制服のスカートと同じくらいだけど⋯

なんでだろう。なんか⋯

「色気があるな」

「!」

ド直球⋯

でも、ちょっとは異性として見てもらえた⋯?

「俺も入ってくる。先にベッドで休んでてくれ」

⋯そんなわけないか

あれ、でも⋯

「祐介くんはどこで寝るの⋯?」

「俺は床で構わない」

「床って⋯」

固いし寒そう

こんなの寝る場所じゃない

「ベッドで一緒に寝るのじゃ、ダメかな⋯?」

「俺はどこでもいいが⋯そんなに大きなベッドでもないし、君も嫌だろう」

流石に祐介くんもそのへんは気にしてくれるらしい

「祐介くんが床で寝る方が嫌⋯」

「君は優しいな⋯では、お言葉に甘えさせてもらうとしよう」

そう言いながら、お風呂に入っていった

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