• テキストサイズ
君に恋する物語
第1章 私の好きな人
「そ、そんなの聞いてないよ」

「・・・言ってないからな」

「ど、どこの馬の骨よ?」

私の息が荒くなる


「馬って・・・お前・・・」

「わ・・・私は認めないからね!!」

「・・・お前に認めてもらわなくても・・・」

「た・・・タツ君のばかぁ!!」

「ちょ・・・ちょっと待て!!」

私は無我夢中でタツ君から反対の方向へ走り出した


「あほ!!ばか!!おっさん!!」

捨て台詞を残して・・・


彼女って・・・
結婚って・・・
そんなの知らないよ!!

今までの彼女は居たかもしれないけど・・・
私には隠してたじゃん
知ってても知らないフリしたよ?

だって・・・
タツ君は私の事が好きだって・・・
かわいいって・・・
言ってくれたから

嘘だったの?
お嫁さんにしてくれるって・・・

私・・・
もう子供じゃないよ?
け、結婚だって・・・
出来るんだよ?


あほ・・・
ばか・・・
おっさん・・・

悪口なんて・・・
タツ君に対する悪口なんて・・・
これ位しか思い浮かばないよ

あほ・・・
私の気持ち知ってるクセに・・・

ばか・・・
嘘つきの刑事のクセに・・・

おっさん・・・
歳の差はしょうがないじゃない・・・
だけど・・・好きなんだもん

小さい頃からずっと・・・

/64ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ