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君に恋する物語
第1章 私の好きな人
「わ、私は、小さい頃から・・・タツ君のお嫁さんになるって決めてたし」
「勝手に決めんな」
「た、タツ君だって・・・独身じゃん」
「それとこれとは別だ」
「お、乙女の恋心を踏みにじる気?」
「どこに乙女が居るんだよ?」
「見えてないの?ここに可憐な乙女がいるでしょ?」
何回言ったら理解ってくれるの?
「ハァ・・・」
もういいよ・・・
タツ君のため息は聞き飽きた
「はぁ・・・」
だから私も真似してため息をついた
「いっちょ前に・・・真似すんな」
「いっちょ前だから真似してるんです」
「俺・・・結婚するかもだし」
「は?ちょっと待って・・・私はそれでいいけど・・・は、早く・・・はないよね。今まで待ったしね・・・」
私はうんうんと頷いた
「誰がお前とだよ!!」
怒るタツ君
「じゃ、誰とよ?」
私、意外にありえないでしょ?
なんで怒んの?
「か・・・彼女とだよ・・・」
「だから・・・私・・・」
「ち・・・違うわ!!」
「え・・・」
か・・・彼女って・・・
嘘でしょ?
私の目の前が真っ暗になる
「勝手に決めんな」
「た、タツ君だって・・・独身じゃん」
「それとこれとは別だ」
「お、乙女の恋心を踏みにじる気?」
「どこに乙女が居るんだよ?」
「見えてないの?ここに可憐な乙女がいるでしょ?」
何回言ったら理解ってくれるの?
「ハァ・・・」
もういいよ・・・
タツ君のため息は聞き飽きた
「はぁ・・・」
だから私も真似してため息をついた
「いっちょ前に・・・真似すんな」
「いっちょ前だから真似してるんです」
「俺・・・結婚するかもだし」
「は?ちょっと待って・・・私はそれでいいけど・・・は、早く・・・はないよね。今まで待ったしね・・・」
私はうんうんと頷いた
「誰がお前とだよ!!」
怒るタツ君
「じゃ、誰とよ?」
私、意外にありえないでしょ?
なんで怒んの?
「か・・・彼女とだよ・・・」
「だから・・・私・・・」
「ち・・・違うわ!!」
「え・・・」
か・・・彼女って・・・
嘘でしょ?
私の目の前が真っ暗になる