• テキストサイズ
君に恋する物語
第1章 私の好きな人
「わ、私は、小さい頃から・・・タツ君のお嫁さんになるって決めてたし」

「勝手に決めんな」

「た、タツ君だって・・・独身じゃん」

「それとこれとは別だ」

「お、乙女の恋心を踏みにじる気?」

「どこに乙女が居るんだよ?」

「見えてないの?ここに可憐な乙女がいるでしょ?」

何回言ったら理解ってくれるの?

「ハァ・・・」

もういいよ・・・
タツ君のため息は聞き飽きた

「はぁ・・・」

だから私も真似してため息をついた

「いっちょ前に・・・真似すんな」

「いっちょ前だから真似してるんです」

「俺・・・結婚するかもだし」

「は?ちょっと待って・・・私はそれでいいけど・・・は、早く・・・はないよね。今まで待ったしね・・・」

私はうんうんと頷いた


「誰がお前とだよ!!」

怒るタツ君

「じゃ、誰とよ?」

私、意外にありえないでしょ?
なんで怒んの?


「か・・・彼女とだよ・・・」

「だから・・・私・・・」

「ち・・・違うわ!!」

「え・・・」

か・・・彼女って・・・
嘘でしょ?

私の目の前が真っ暗になる

/64ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ