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囚われる…
第3章 楼蘭



何故…、俺に…。

頭がはっきりとしない。

サワサワと触り続ける馨の指先に異常なもどかしさを感じる。


「お願い…。」


やめてくれ…。

そう言いたいのに身体は女のように悶えてしまう。


「あぁ…。」


背中に感じる馨の身体にもたれるようにして自分を預けていた。


「こっちの方がいいか?」


ジーパンの上からパンパンに腫れ上がった股間が撫でられる。

別にそんなに強い刺激じゃなかったと思う。


「んあぁ…あぁん!」


女みたいに悦びの叫び声を上げた。

ジーパンの中で自分のペニスがビクビクと痙攣をしている。

ヌルヌルとした感覚が股間から足の先へ向かって流れ出す。


「たった、これだけでイッたのか?」


馨が嬉しそうに俺の額にキスをする。

意識が遠くなりそうだった。

イッたのか?

解放をされる射精感はなかった。

だが敏感になったペニスの先端からは確かに突き上げていたものが溢れるような感覚があった。


「汚れたな…。可哀想に…。」


力が入らない身体は軽々と馨にお姫様抱っこという奴をされた。

意識だけはまだある。

ただ視界がボヤけてはっきりとしない。


「連れて帰る。」


馨の声がする。


「しかし!」

「俺のものだ!下がれ!」


馨が誰かと言い争う声…。

頬に何度かキスをされる。

馨って変態かよ?

早く逃げ出したい。

そればかりが頭を過ぎる。

岩さん…助けてよ…。

あぁ…、無駄か岩さんの会社の社長がこの店に来てるんだよね…。

ヘラヘラと笑った。


「楽しいのか?」


馨の声だけがやたらとはっきりと聞こえる。



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