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囚われる…
第5章 許されない逃亡…

馨の手が俺の股間へと移動する。
Tシャツが少し捲られて勃起をする性器に綺麗に整った指先が這う。
「あぁ…。」
たった指1本で撫でられただけで感じてしまう。
「匠…、気持ちがいいのか?それじゃあ、お仕置きにならないな。」
馨がまたクスクスと笑う。
充分にお仕置きはされている。
陰核の亀頭のカリを何度も撫でられるから先端の小さな割れ目からは我慢の愛液が流れ出す。
何度もイカされそうになる快感が込み上げるから狂いそうになった。
「何故…、楼蘭は消えた?」
そんな質問をしなければすぐにオーガニズムに達してしまう。
「あの店が消えた訳じゃない。楼蘭はあくまでもあの店を知る人間を選別する為の暗号だ。あの店はまた名前を変えてずっと存在し続ける。」
暗号…。
それを俺が知ってしまったから消した。
他の入り口がたくさんあると馨が言っていた。
その他の入り口には多分、また違う店の名前が付いている。
その暗号を言える人間だけが楼蘭に入れる。
そういう事か…。
「久保田さんに何があった?」
チュッ…。
俺のペニスの先端からリップ音がする。
「あんっ…。」
「匠にとって邪魔だから排除しただけだ。」
身体が震えた。
快感と恐怖にガクガクと震えてしまう。
「寒いのか?」
感覚が違う馨がとぼけたように聞いて来る。
ペニスの亀頭が馨の舌で撫で回される。
「感じ…過ぎる…んだよ…。」
それも事実だ。
馨には嘘は通用をしない。
「気持ちいいと躾にならないじゃん。」
拗ねたように馨が言う。
まるで子供だと感じる。

