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囚われる…
第7章 忘却の彼方…
何も考えたくなかった。
ただ馨という男と愛し合う事しか考えられなかった。
指先が俺のアナルを掻き回し、M字に開いた足の先に力がこみ上げて来る。
「イッちゃう…。」
「いいよ…。あぁ…、匠…、可愛いな。」
「ああっ!あーっあーっ!」
愛液が溢れ出る中でアナルに馨のペニスが押し込まれて来る。
ベタベタの気持ち悪い身体でも馨が俺を強く抱きしめて腰を振る。
「あーっ!!イッたばかり…、だから…。」
そんな言葉はスルーだ。
「朝まで寝さかないと言った。」
何度も突き上げられるたびに馨との繋がりが深くなる。
「キス…、してぇ…。」
悶え、悦がり、喘ぎ、甘えた声で強請る。
激しいキス…。
激しいSEX…。
激しい愛に狂いそうなくらいに感じてしまう。
「いい…、馨…、そこ…ちんぽが当たると気持ちいい!もっと、来て…、また…イッちまう!」
「あぁ…いいな…匠、気持ちいいよ…。」
馨が俺を愛してる。
切ない顔で俺を突き上げて俺の感じる場所だけを責めて俺の身体を悦ばせる。
何度もイカされた…。
もう…、精液なんかほとんど出ないのにオーガニズムが止まらないほどに感じさせられた。
窓の外が明るくなる。
朝だ…。
「馨…。」
まだ繋がっていたいとしがみつく。
「絶対に覚えててくれ。匠を愛してる…。」
泣きそうな顔で馨が言う。
「馨…、愛してる。離れないから、ずっと俺を抱いててくれよ…。」
「あぁ…、そうだな…。」
俺の一番奥を突き上げた馨が身震いをする。
馨が達した。
今夜は終わった。
明日…、目が覚めたら一緒にシャワーを浴びて一緒に飯を食ったら、また馨に抱いて貰おう…。