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僕の彩芽
第4章 四

「なっ……」

 そんなの知るか!というか、あんたに私の全裸を見られた事が問題なんだよ!

「バーカ。変態女。早く自分で泡落とせ」

 驚いていると、相変わらず汚いものでも見るような目で見下げてくる。そんな大男に腹を立たせながら、私は急いでシャワーを自分の体に掛けた。

「う、うるさい!」

 こいつ嫌いだ。本当。早く出て行けば良いのに!

「ふっ、幼稚な体」

 去り際に鼻で笑われると、私の怒りは頂点に達していた。

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