この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕の彩芽
第1章 プロローグ
「い、嫌だぁぁぁ!誰かぁぁぁ!」
結局大男と同じ事されてるし!やっぱりもう逃げられないの?!
「心配するな。ウチの店は他の店より給料も良いし、待遇も良い。すぐに慣れる」
「でも、私、処女だし……」
派手な店を通り過ぎながらずるずると引き摺られつつ、不安を溢した。すると一瞬秋人という男は立ち止まり、こちらを振り向く。
「そうか……なら、しっかりと研修が必要だな。任せておけ。俺が研修してやる」
真顔で何を言ってんだ、この人。
「……研修って……」
そのまま再び引き摺られ始め、私は抵抗する気力も失い、楽しかった頃の思い出を泣きながら思い浮かべるしかなかった。