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僕の彩芽
第8章 八
「ありがとうございます……」
お礼を言いながら、ネックレスのダイヤを握り締める。後で鏡で確認しよう……。
「じゃシャワーするぞ」
それからスカートと下着を脱がされ、浴室へ向かう。だが――急に秋人さんがシャツを脱ぎ始めると、唖然とした。
「えっ……秋人さん、何してるんですか?」
「俺もシャワーまだだから、一緒に入る」
「は……」
嘘だ……。ということは、秋人さんも裸になるの?!
「無理っす!」
必死な私の叫びも虚しく、秋人さんはあっという間に全裸になると、浴室へ入っていく。そして此方を振り返り、脱衣所に立ち尽くす私へ冷たく告げた。
「ポチ、早く来い」
その言葉に、私が逆らえるわけもなかった。