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イかせ屋…
第2章 取り立て



タバコって5分くらいしか吸わないのにシガリロって10分以上も吸うものなんだ。

どうでもいい知識を増やす。


「不感症だと言ったよな?」

「はい。」

「もし、感じたら信用をするか?」

「はい?」

「嫌なら、すぐに止めてやる。裸を見せる必要もない。ただ、俺にマッサージを受けてみないか?」


マッサージ…。

そうやって上手い事を言っていきなりAV撮影とかされちゃうとか?

絶対に騙されたりなんかしないから…。


「なぁ…。」


曽我さんが立ち上がる。

私の前に跪く。

ゆっくりと上げた片手が私の頬に触れる。

まるで、スローモーションの映像に見えた。

ただ彼はゆっくりゆっくりと私の顔を撫で続ける。

真っ直ぐに私だけを見続ける。


「梓…。」

「はい…。」

「絶対にお前を傷つけたりはしない。」

「だって…。」


まるで恋の告白をされてる気分になって来る。


「絶対に梓が嫌がる事はしない。だから…、俺だけを信じろ。」

「はい…。」


何故かうっとりとしてしまう。

甘い香りのせいか…。

優しい、この声のせいか…?

催眠術にかかった気分だ。

恋に落ちたように心臓が高鳴る。


「良し、決まり。外で待つから着替えて出て来い。」


曽我さんがそう言うと私の頭をくしゃくしゃと撫でるから一気に我へと返る。


「え?」

「早くしろよ。じゃないと次はもっと乱暴な奴がここに押し寄せるぞ。」

「ええーっ!?」

「岡部って奴を少し調べたが相当あちこちでまとめて借金をしてるからな。さっさと金を作って逃げた方が身のためって奴だ。」

「嘘ーっ!?」

「幸い、梓の連帯保証人はうちだけだから心配はするな。だけど岡部がここに住んでた事実がある以上は嫌がらせは覚悟になる。」


信じたくない話を次々と言われ、ますます曽我さんを信用が出来なくなった。



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