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イかせ屋…
第6章 伝統
わかってる。
私にキスをしてくれても、やはり本命じゃない…。
特別扱いはしてくれても、私に対する行為はイかせ屋の仕事の一部…。
自分の中ではサバサバとそれを割り切ろうとしてるつもり…。
なのに、昌さんにはそれが出来ない。
「もし、私が嫌だと言ったらその仕事を辞めてくれますか?」
「それは出来ない。例え梓であっても…。」
昌さんが切なく悲しい顔をする。
彼の本命になるにはイかせ屋である彼を受け入れるだけの器がある女にならなければならない。
「なら、今だけ…。今だけは私だけの昌さんで居て下さい。」
「梓の為なら…。」
そう言って彼がまた私の口を塞ぐ。
今だけの恋人…。
今だけは私のもの…。
彼の愛撫は他の女の存在を考える暇を与えない。
ベビードールの上からなのに胸が痛くなるほどに感じさせて来る。
「ああっ!もっと…。」
イキそうになる自分を堪えて彼を求め続けた。
「いい子だ…、梓…。」
こんな私を褒めてくれる。
ベビードールの肩紐が外されて片方の乳房が晒されるとご褒美のように彼が舐めて吸ってくれる。
「あぁんっ…、いい…。」
「こっちは?」
彼の指先が股間をパンティの上から撫でる。
パイパンになったから前よりもダイレクトに感じちゃう。
「お願い…。」
昌さんがまたキスをする。
パンティの上からの愛撫なのにグチュグチュと音がしてパンティがずぶ濡れになる。
パンティが脱がされる。
割れ目が広げられて小陰唇も広げられた。
トロりとお汁がお尻に流れる感覚を感じる。
「いい反応だ。梓…。」
昌さんの愛撫が始まる。
クリトリスを剥き出しにして円を描くようにゆっくりと愛撫が続く。
何度もイキそうになり、それを堪えては悶えて喘ぎ続ける。