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イかせ屋…
第6章 伝統



「人気の高い映画だと、この席が空いてない。」


昌さんがまたクスクスと笑う。

映画を見るのに内容じゃなく席で選ぶ人って初めてだとか思っちゃう。


「梓とのデートで梓の事だけを感じさせるのに、ボケっと映画を見てるつもりはない。」


私の耳に髪をかけるようにして撫でて来る昌さんがそんな事を言う。

映画館が薄暗くなり昌さんに抱き寄せられるようにして始まった映画を観る。

つまらない映画…。

だけど内容は全く頭に入らない。

だって…、昌さんがずっと私の耳を舐めてお尻を触り続けてる。

はぁはぁと息が荒くなる。

周りの人の目が気になる。


「声を少し我慢する訓練にもなるだろ?」


そんな意地悪を言って私をからかって来る。


「酷い…。」

「じゃあ、優しくしてやる。」


肩が剥き出しのシャツの中に昌さんの手が入る。

ブラジャーのホックが一瞬で外されて私の胸がシャツの中で揉まれちゃう。


「くっ…。」


昌さんにしがみつく。


「スクリーンに顔を向けないとやらしい梓がバレるぞ。」


耳元で囁く。

やらしいのは昌さんだってば!

ハンカチを口に当て声を殺したままスクリーンを眺める。

スカートのファスナーが下げられて、開いたところから昌さんの手が入って来る。


「どこまで我慢が出来る?」


ニヤニヤとして私の股間をパンティの上から撫で始める。

確実に私が感じる場所を捕らえて愛撫をする昌さんに我慢なんか出来なくなる。


「んっ…、うぅっ…。」


つまらない映画に感動をして泣いてるフリをしないと声が殺せない。


映画とは関係ない水の音が聞こえる。


「昌さん…。」


ビクビクと身体を震わせる。


「我慢しろ。」


2時間をたっぷり堪え続けた。



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