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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第6章 享受5-会長の繋がり



こんな紀永も好きな私、ついつい私の方からも舌を伸ばして紀永を求めようとすると、何故か紀永の方が私から唇を離してしまった。



「・・・紀永?」


「ん?
何となく‥‥ね‥‥
先ほどの話の蒸し返しにはなるが、どんな理由であれ某らの関係があったと思われる女性に話をしに行く、それは中々出来る事じゃない‥
普通は分かっていても避けてしまう、はっきりと聞きたく無いが為に‥‥美紀は強い、いや強くなった、正々堂々と話そうとする心、成長した‥‥そう思っただけだよ」


「・・・・・」


そう私の事を語る紀永の瞳は‥‥辛く寂しそう、ただしそれは一瞬で、すぐに表情を戻したよ‥
だけど、だけど、紀永の心が分かってしまう、紀永が何を考えたか分かってしまう、私は嫌なのに紀永は‥‥‥



「‥‥こんな時に余談だったね‥‥」


「・・・
‥‥それ以上‥‥それ以上聞きたく無い‥‥
それ以上聞いてしまったら私‥‥私っ!!」


「‥‥すまない美紀‥‥」


頬に触れる手は温かいのに、紀永の心が遠く感じる‥
私は‥‥嫌!紀永と離れるなんて嫌!!


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