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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第6章 享受5-会長の繋がり
話的には、お酒がそこまで強くない獅王社長を紀永が止めた感じ‥
というより、紀永基準にしてしまえば、殆どが潰れる‥‥と思う。
そして帰る為に遠藤さんを呼んだ時、一緒に‥‥多分獅王社長側の人と出くわした、秘書さんとは少し違うと思うようなワイルドなイケメンさん。
「もう宜しいのですか会長?」
「ああ獅王社長だ、飲ませ過ぎると後が大変になる」
「‥‥ご配慮痛み入ります早乙女会長」
「獅王社長のお嬢さんの婿だったか‥」
この人が雅楽代さん?
いや、今は小鳥遊雲母さん‥
直接会うのは初めてだけど、メールの内容のように真面目なタイプみたい、なんか納得。
「勿論です早乙女会長‥
そしてお嬢様には大変お世話になりました」
「‥‥役に立ちましたか?」
「十分以上に‥‥
今も使わせて頂いています」
「‥‥そうですか‥‥」
まだ使っているんだ、あの監視システム‥
はっきり言って良い事じゃ無いの、特定の端末を外から監視するように作られていて、外と通信すると内容が分かる仕組み。
どんな理由で必要かは問わなかった、紀永が私にと回した物だったから‥
気になるけど私の方が沈黙を通し、獅王社長との会談は何事も無く終わった。