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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第2章 享受1ー事前準備はスリリング!?



「全てに於いて完璧だと、それはロボットと同じ‥‥面白味に欠けるとでも言った方がいいんだろう‥
多少苦手なもんがある方が人間らしい‥‥違うか?」


「‥‥面白味‥‥
でも完璧に近い人は‥‥います」


そう紀永のように、限りなく完璧に近い‥‥でも、ロボットでも面白味に欠ける訳でも無く普通だと私は思う。



「誰の事が言いたいのか嫌なほど分かるかなぁ‥‥
彼奴の苦手‥‥女だろ、それも玉の輿狙いの外戚や着飾った女が大嫌いと来た、側に寄るだけで逆鱗に触れるぞあれは‥‥」


「それは‥‥知っています」


紀永本人から聞いたから‥
早乙女の内になると嫌悪感しか無いって、だからこそ表向きは出ないのが紀永‥
会長で独身は狙われる、これが大きな理由。



「やっぱり知っていたのか‥
大体にして嬢ちゃん以外には執着心って言葉も無い奴だが、執着するととことんまで執着する、理由と事情は変わったとはいえ、21年も嬢ちゃんに執着しているのが彼奴の性格‥
曲げるって事を知らん」


「そう‥‥ですね‥‥」


朔夜叔父様の言う通り、理由と事情は変わってしまったけれど、紀永の原動力が私だとは理解してる‥
過去も今も、ただ私を守る為に紀永は動く、今回の事も私を守る為‥‥誰にも負けない力を付けさせよう、そう思っているくらいは想像出来た。


‥‥口には出さないけれど‥‥


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