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第2章 享受1ｰ事前準備はスリリング！？

『おっ！
深夜のスーパーでやるぅー』


『人それぞれだろ？
結城のは出歯亀言わない？』


『出歯亀って‥‥俺って覗き魔？？』


『見てるんだから近い‥‥
‥‥にしても不倫？愛人？？』


『櫻井の方が酷くない？』


『どっちもどっちかぁ‥‥』


「「・・・・・・・・・・」」


ちょっ！？
これを見て、そんな発想するのーーーっ！？


それは年上男性と、若い女性の抱擁の図‥‥だとは私だって思わない訳じゃ無いけれど、不倫とか愛人ってそんな風に見える訳？？



「・・・・・
はーーーっ、やっと行ったか‥‥
にしても凄い言われようだなおぃっ！」


「・・・確かに・・・」


もう紀永に似てるとか何とかは頭から吹っ飛んで、２人が通り過ぎた途端に速攻朔夜叔父様から離れたわよ‥
不倫とか愛人って‥‥私の少ない乙女心は大打撃中。



「今のうちに逃げるぞ、そう何度もあってたまるか」


「そ‥‥そうですよね‥‥」


その後は早い早い！
居ないのを確認しマッハでレジを通過、そこから駐車場まで寄り道無しの一直線！！


どうしてニアミスするんだろうね私って、色々な面で遭遇率が高くない？
普通にスーパーに来ただけなのに‥‥もうっ！！